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車中泊で包丁やナイフは銃刀法違反です!!検挙の可能性がゼロになる方法

車中泊で包丁を持っていると銃刀法違反

 車中泊を年間30泊程度するので、食べるものには気を使っています。車中泊やキャンプをする方とよく話題になるのが、包丁やナイフが銃刀法違反になるのかの点。実際に職質された方々の経験からでてきた検挙されない方法をご紹介します。

職質されました

道の駅で職務質問されました

 深夜のとある道の駅で眠りについてしばらく、車の窓をコンコンとされました。「こんな夜中に誰だろう?」と不思議に思いながら窓の目隠しを外すと、お巡りさんが車内をのぞき込んでいます。

 「こんなところで何やってんの?」いやいや見れば分かるでしょ~車で旅してるんですよ。から始まる不審者への職質がスタート。その少し前から外が騒がしいなと思っていたのですが、車の外に出てみると、少し離れた場所のご夫婦が立腹しながら車の荷物を片付け中。なんだろう?と思っていると、免許証みせてとお巡りさんに言われたので、その通りに。

 へぇ~車で旅ね。ちょっと後ろあけてくれるかな~?と車内まで見せろと言ってくる始末。やれやれと思いながら、言われるままに荷物をあれこれ見せていると、何かを探している様子。「包丁もナイフもありませんよ」と言うと、あぁ~そう。と言いながらカバンの中も検査。実際、包丁やナイフなど調理用刃物類は持ち歩かないので出てくるはずがありません。

 約10分で「まぁ気を付けて行ってください」とお巡りさんは離れていきました。

道の駅の職務質問で激怒

 少し離れて止まっていた車のご夫婦が話しかけてきて、何やら激怒しておられる様子。聞けば窓をコンコンからの職質で料理用の刃物を違法だと言われて散々もめたそうです。キャンピングカーで車中泊で旅をしながら夫婦で日本縦断中らしく、料理するのは当たり前でしょと関西弁で文句を言われていました。

 ここでもか。という思いで聞きましたが、日本中の車中泊をする方の多くが同じようなトラブルに遭っていることを実際に聞いてきています。

結論は包丁ナイフの所持は銃刀法違反です

銃刀法違反です

 実際に職質でトラブルにあった方の話を総合すると、車中泊をする際の包丁やナイフの持ち運びは銃刀法違反になるということ。この点は日本全国どの警察も同じことを言われるようです。

 キャンプや車中泊は正当な目的としては該当しないと警察から強く言われたというのは、何人もの方から聞きました。中には家族連れでキャンプから帰る途中に職務質問を受けて6時間拘束されたという方もいらっしゃって、もうコリゴリだよと話されている方も。

 寝袋や調理用具と一緒にナイフや包丁を収納しておいても文句をつけられるというのは難癖以外の何物でもないと思うのですが、これがこれまで見聞きしてきた現実です。実際に職質されて、深夜に荷物をあけろと言われると、なるほどと思いました。

 前述の出会った方々の中には、キャンプ場の予約表を見せたり、キャンプ場の管理人に電話してお巡りさんに確認してもらっても、銃刀法違反で長時間拘束されたという方も。

 ただし、実際に職務質問を受けて逮捕までいった方はいませんでした。少なくともこれまで会った方々の中には。ネット上で調べてみると、災害ボランティアに行った先で職質を受けて長時間拘束された例や自転車のパンク修理の際中に職務質問を受けて交番に連れていかれた例もあるようですので、トラブルは極力さけたいものです。

軽犯罪法でも身柄拘束です

 刃渡りの短い刃物なら大丈夫でしょ?と思っていたのですが、以前自転車で旅をしている時にあった方で自転車用の修理用具についている先の尖った工具が原因で職質でもめたという人もいらっしゃったので、その際には軽犯罪法違反だよ、とお巡りさんに言われたそうです。

 あ~、そっちか。軽犯罪法の第1条では刃物類を隠して携帯していれば、拘留か科料になるのです。隠して携帯って、刃物類をむき出しで持ち歩く人もいないだろうに、とは思いますが法律は法律。こちらは刃渡り何センチなどとは決まっていませんので、とにかく刃物を持っていれば身柄を拘束して事情を聴くことが可能なのです。

 ま、弁護士さんがキャンプに行く際に職質されたら法律上の問題点を指摘できるんでしょうが、一般人には無理。銃刀法だけでなく軽犯罪法でも問題になる可能性があります。

 いわゆる十徳ナイフやツールナイフはアウトです。

警察の気分次第

 ここまで上で挙げてきた法律では、残念ながら刃物もってたら全員タイホじゃんとなってしまいますか、実際はお巡りさん次第。冒頭で出てきた関西弁のご夫婦も長い時間同じことを繰り返し繰り返し説明して、「夜中に人の荷物ひっかきまわしといて難癖つけて気分えーやろな、警察は」と嫌味を言いつつもお巡りさんに言われるまま荷物を見せたり免許証を見せたりすれば、最終的には解放されています。約1時間かかったそうですが…。

 私の場合は、過去のいろいろな方の苦い経験を聞いていたので、包丁やナイフは車中泊の際には車に積みません。鍵のかかったケースに包丁を入れて持ち歩くことも方法の一つではあるんでしょうが、トラブルは避けられないと思いますので、私はやっていません。

 職務質問の際のお巡りさんの気分次第です。

 ある県の海沿いで車中泊をしている時に聞いた話ですが、田舎の夜は事件が起こらないのでお巡りさんも夜勤明けの報告書に書くことがないから、車中泊の連中に声かけてるんだよ。とりあえず職務質問の実績できるしな。という話も聞いたことがあります。あながち間違いではないんでしょうが。

検挙の可能性がゼロの方法

 これまでに出会った方の話の中で、実際に刃物を持ち歩いてまったく警察官が見向きもしなかった事例があると聞きました。

 実は、この方法は冒頭の職務質問の場面でもお巡りさんが見た荷物の中に含まれていました。8cm以上ある工作用のはさみです。お巡りさんが実際に荷物を見ながら、このはさみも見ていましたが、まったく問題にならず。

 ものすごく単純なのですが、新品だったんです。未開封の。

 100円ショップで買ったパッケージに入ったままの新品。ただそれだけです。そんな馬鹿なとも思いますが、これまで職質にあって刃物を持ち歩いても問題にならなかった方は全員が「パッケージ入りの新品」だったこと。これは共通しています。果物ナイフや包丁でも、同じように新品パッケージ入りだと問題外になるようです。

 ものすごく微妙な「何か」があるようなのですが、実際に職務質問を受けて荷物を見せても問題にならなかったのでこの方法が有効と確認できました。

 これがむき出しのハサミや包丁だったら問題になった可能性がありますが、パッケージ入りの新品であれば少なくとも職務質問を受けて長時間事情を聞かれるというトラブルは避けることができます。

 もっとも、キャンプ場などで使用したら捨てて帰るしかない方法ではありますが。余計なゴミを増やしてしまうことは避けたいので、できるだけこの方法は避けたいものです。実際、パッケージ入りのハサミを持ち歩いてはいましたが、まったく使用せず。

包丁類を使わない料理法

包丁を使わない車中泊の料理

 私の場合は、車中泊では包丁類を使わないカット野菜やこま切れ肉などを買って料理するようにしています。これまでに出会った方の中にもスーパーのカット野菜派が多かった記憶があります。

 1泊2日程度であれば、自宅で下ごしらえで材料をカットしておく方法が一般的です。長期の車中泊の場合は、カット野菜を活用するなどの工夫で包丁やナイフを使わないで済むことも多いです。

 車中泊やキャンプでは、包丁類を使わない料理法を試してみるのも一つの方法です。新しい料理ができるかもしれませんね。

 今回あげた方法は、新品であれば問題がなかったという経験を元に書いています。職務質問を受けてもしっかり説明できれば、結局は問題にならないことが多いので無理に新品にこだわる必要はありませんが、長時間のトラブルを避けたい方の参考になれば幸いです。